オーストラリアで妊娠27週目(通常28週目前後)にグルコーステストを受けました!
グルコーステストとは
グルコーステスト(GTT)とは、糖摂取直後の血糖値の上昇を測り、妊娠糖尿病かどうかを判定するテストです。妊娠中は胎盤から出るホルモンの働きによって、インスリンが働きにくくなっていたり、胎盤でインスリンを壊す働きの酵素ができるので、血糖値が妊娠前に比べて上がりやすくなります。
妊娠糖尿病(糖尿病)になると
血糖値が高く妊娠糖尿病になると、胎児と母体に影響がでます。
胎児
・赤ちゃんが大きくなりすぎる
・新生児に合併症が起こる(低血糖、高ビリルビン血症、多血症、低カルシウム血症、呼吸障害など)
母体
・早産
・妊娠高血圧症候群
・羊水過多症
・尿路感染症
妊娠糖尿病になりやすい人
妊娠糖尿病になりやすい原因
・糖尿病の家族歴
・肥満
・35歳以上の高年齢
・巨大児分娩既往
・原因不明の習慣流早産歴
・原因不明の周産期死亡歴
・先天奇形児の分娩歴
・強度の尿糖陽性もしくは2回以上反復する尿糖陽性
・妊娠高血圧症候群
・羊水過多症
グルコーステストの方法
Pathologyへ行きます。私の行っているPathologyでは検査の予約をする必要がなく、直接その日に行けば良かったのですが、他のところではわからないので念のため確認した方が無難そうです。ちなみに、テストの12時間前からは水以外の飲食は不可になります。
検査当日、シュガードリンク300mlを飲みます。飲む直前、飲んだ後1時間後、2時間後の合計3回ほど採血をします。シュガードリンクを飲んでから2回目の採血までは歩き回ったりせずに、施設内で待機する必要があります。
このシュガードリンクはとても甘すぎて飲んだ後、数時間は若干気持ち悪くなりましたよ😅
テスト結果の受け取り方
後日かかりつけの病院で助産師さんから結果をもらうことができます。ただし、実際に糖尿病になってしまった人は、検査から3日後くらいに病院から直接電話がかかってくるらしいです。
おわりに
妊娠糖尿病は8人に1人がなる珍しくない疾患です。本人の生活習慣でなるというよりは、遺伝的な要素や状況によってもかかりやすかったりするので、万が一かかってしまっても食事や運動で調節していって、元気な赤ちゃんを産めるように準備したいですね👶
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